【ボート】江戸川ルーキーS 定松勇樹がイン逃げで今年3度目V!ヤングダービーでは師匠超え狙う
「ルーキーシリーズ第15戦」(15日、江戸川)
最終日12Rで優勝戦が行われ、1号艇の定松勇樹(22)=佐賀・125期・A1=がインから力強く逃げ切って1着。今年3回目で通算4回目、江戸川では初優勝を飾った。2コース順走の福田翔吾(大阪)が2着を確保、3着争いは国分将太郎(東京)が、堀越雄貴(東京)、豊田健士郎(三重)に競り勝った。
定松がきっちり逃げた。「特訓から4号艇(国分)の気配が良さそうで、Sを行かないといけないと思っていた」と明かす。案の定、国分が4カドから飛び出しかけたが、3コース豊田に抵抗されて行き切れず。「やめたのが見えたので1Mはしっかり回れた。出口もしっかり進んでくれた」と道中は独走に持ち込んだ。
1月に江戸川周年でG1初出場し、1着の水神祭も飾っている。「思い出のある水面で優勝できて良かった。前節の福岡の悔しさは相当あったので、その思いをぶつけられた」とニッコリ。1号艇で2着に敗れた福岡の分まで取り戻した。
次走はG1・ヤングダービー(19~24日・下関)。「つながるレースができたし、リズムよく行ける。30歳までに絶対に優勝したいレースだし、師匠(峰竜太)が獲ってないタイトルと聞いて燃えてきました。しっかり狙いたい」と、闘志をたぎらせた。