【ボート】下関ヤングダービーカウントダウンコラム2

 「ヤングダービー・PG1」(19日開幕、下関)

 「プレミアムG1・第10回ヤングダービー」が19日から24日までの6日間、山口県のボートレース下関でナイター開催される。当地では初開催。30歳未満の勝率上位者、トライアルレース優勝者による若手No.1決定戦だ。

  ◇  ◇

 118期の卒業記念レース覇者でもある板橋侑我が4回目のヤングダービーに挑む。

 過去3回の出場は予選を突破できず、苦しいレースが続いた。「実力不足。羽野直也選手みたいにドッシリとレースに臨めればいいけど、自分にはできていない。足がいい選手と走ると、焦ってしまうことが多いんです」と戦いぶりを分析。「謙遜ではなく、これが現実。でも、まだ伸びしろがあると思ってます」と前を向いた。

 21年11月にG1・浜名湖周年を制覇し、出場メンバーの中でも実績上位。だが、それ以降は一般戦でも優勝に届いていない。それでも「最近はボートに乗っていて楽しい。もともと整備は好きだけど最近は勉強もして、整備士さんに頼らずにできていて、結果も出ている。まるがめ(8月・一般戦)ではかなり悪いエンジンだったけど、整備して上向かせて優出(2着)までできたのはかなり自信になった」と充実ぶりをアピールした。

 下関の水面は「好きだし、ナイターが得意」とイメージは悪くない。殻を破るためにも、まずは目標の予選突破を果たし、若手No.1の座をつかむ。

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