【競輪】山田久徳が近畿地区プロでケイリン連覇 本業の競輪でもG1制覇を目指す

 「近畿地区プロ自転車競技大会」(21日、奈良)

 ケイリンは山田久徳(36)=京都・93期・S1=が制して連覇を達成。スプリントも中釜章成(大阪)が連覇で通算3回目の優勝を果たした。1キロタイムトライアルでは岸田剛(福井)が大会新記録を更新する好タイムをマークして優勝。こちらも昨年に続く優勝となった。

 ケイリンは山田が昨年に続いての優勝。「連覇できて良かった」と喜びを語った。

 レースは後方から稲川が位置を上げ、勝負どころでは3番手。「タイミングを逃さないように」と最終ホーム手前3番手からスパート。後位にいた南修二(大阪)が迫ってきたが「デッドヒートでしたね」と笑いつつ「持ち味の根性」で後続を振り切って1位でゴールした。

 本業の競輪では10月にG1・寬仁親王牌(弥彦)、11月にG1・競輪祭(小倉)と残り2つのビッグレースが控える。「涼しくなったら脚も上がってくると思う。寬仁親王牌も頑張りたい」とG1戦線に意欲。

 強豪ひしめく近畿のケイリンを制して勢いはついた。自力でも番手戦でもこなせる近畿の中核として、G1でも存在感を大いに発揮しそうだ。

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