【ボート】蒲郡「ボートレースダービー」カウントダウンコラム1
「第70回ボートレースダービー・SG」(24日開幕、蒲郡)
最長の歴史と伝統を誇るSG競走-。「SG・第70回ボートレースダービー」が24日に開幕する。今年の舞台は愛知県のボートレース蒲郡。優先出場者と選考期間中の勝率上位者が集い、ナイターの水面で激突する。
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蒲郡は年間を通じてナイター開催。1Mとバックの距離は156・7メートルで、全国一の広さを誇る。握って回りやすいレース場で、風の影響も比較的少なく、トップレベルのスピードバトルを楽しめる。今年(15日現在)のインの1着率は56・0%で、全国平均の55・1%を若干上回る。舟券はインから組み立てるのが基本だが、外から握ってくる艇に連動した決着も少なくはない。実際に3コースの1着率は9・3%で、これも全国平均の8・7%を上回っている。逃げ一辺倒ではなく、決まり手は多彩だ。
現行のエンジンは7月に使用を開始して、相場は落ち着いてきている。初下ろしからエース機として君臨しているのは62号機。全ての足がバランス良く仕上がり、乗り手も選ばない。ほかには、直線系が力強く、8月の一般戦で上田紗奈がデビュー初Vを決めた69号機にも注目。近況の上昇度で言えば77号機も力強い動きで、ダービーの活躍にも十分に期待が持てる。