【ボート】蒲郡「ボートレースダービー」カウントダウンコラム2
「第70回ボートレースダービー・SG」(24日開幕、蒲郡)
衰え知らずの“東都のエース”が、今節も躍動する-。浜野谷憲吾は9月末のG1・開設70周年記念 全日本王者決定戦(からつ)でデビュー通算V100を達成。今年は9月初頭のG1・開設70周年記念競走 トコタンキング決定戦(とこなめ)に続き2回目のG1制覇で、一般戦を含めると2023年はV5と絶好調だ。年末のSG・グランプリ(住之江)出場の条件は十分にクリアしており、ここからはトライアル2ndのシード権が獲得できる6位以内を狙う戦いとなる。
今回の舞台となる蒲郡では、優出15回で優勝は2回の実績を誇るが、注目すべきは優出したグレードの内訳。15回中、5回がSGで4回がG1と文句のない成績。相性は抜群の水面と言い切れる。ダービーとの相性も良く、過去に5回の優出経験があり、第45回大会(福岡)を5コースまくりで制している。
今年の11月8日に50歳の誕生日を迎えるが、まだまだボート界の最前線を担う存在として後輩に大きな背中を誇示。気力、体力と衰えることはなく、むしろ安定感が増したことでさらに強くなっている印象を覚える。今回のダービーでさらなる弾みを付け、念願の賞金王にまた一歩近づくはずだ。