「寬仁親王牌・Ｇ１」（２２日、弥彦）

　開催最終日にものまねタレントのＭｒ．シャチホコが来場。８、１０Ｒ発売中にものまねショーに出演した。

　競輪ファンだけでなく、Ｍｒ．シャチホコファンも多く駆けつけたステージ前は７００人ほどが集結。おなじみの和田アキ子スタイルに身を包み舞台袖からでなく、通用口から観客の前後を通過しながらステージへ。１曲を披露する前にコール＆レスポンスの練習では「アッコに～」「お任せ～」などしっかりできていたが、Ｍｒ．シャチホコが「笑って～」と言うと、前団に陣取った人の多くは「いいとも～」とシャウト。「『笑って』といえば『許して』でしょ。アッコさんの代表曲なんだから。あと『こらえて』って言った人もいたわね」と言うと、ファンたちは大笑いだった。

　弥彦競輪には３カ月連続で訪れているという。「競輪場で仕事の時は少し（車券を）買いますよ。９車で当てにくい印象はありますけど、そこそこ当たるので面白いですね」と競輪にいいイメージを持っている。

　ステージの合間に取材に応じ、話題は映画初出演に。「『墨田川華いちりん』（神田裕司監督）っていう映画で、初めて演技をしました」とのこと。「スナックのオネエママ役で、メイクなどを施すとアッコさんなんですよ。口調もアッコさんみたいになってきちゃって…。監督から『アッコさんで行こう』と言われて、そのままやりました」と、演技初挑戦も結局は和田アキ子風になってしまったことを明かした。