【競輪】鈴木龍之介が松戸でステージ4の肺がんから復帰 「できる限り頑張る」
「チャリロト松戸杯・F1」(25日開幕、松戸)
鈴木龍之介(45)=栃木・81期・A2=が2月の四日市以来となる259日ぶりのレースに臨む。
欠場理由は肺がんだった。「今年に入ってから呼吸が苦しかった。1月の平で決勝に乗っているけど、しんどくてキツかった。そのあと岸和田、四日市と走ったけど、しんどくてしんどくて。その後検査をしたらステージ4の肺がんが見つかりました。手術ではなく抗がん剤治療を続けて、ここまで来ました。病院の先生も『信じられない』ってびっくりしていた」と病状を話した。
復帰に向けては「練習はしっかりやりました。休む前より良くなっているかも。来期(24年1~6月)はチャレンジに落ちてしまうけど、今期はここから復帰して、A級2班の点数を取りたい。出走回数が足りないと思うけど、できる限り頑張ってみます」と気合を入れる。
復帰戦は松戸4R。馬場和広(埼玉)を目標に一つでもいい着を目指して戦うつもりだ。