【ボート】大豆生田蒼がびわこヴィーナスS制覇 「エンジンのおかげ」イン逃げで通算2回目のV
「びわこヴィーナス!第4回 酒処 京都新京極スタンド杯」(20日、びわこ)
人気を集めた1号艇の大豆生田蒼(28)=埼玉・111期・A2=がインから逃げ切って勝利。2012年11月のデビュー以来、通算2回目の優勝を初のびわこ制覇で飾った。2着に池田紫乃(長崎)、3着には孫崎百世(滋賀)が入った。
全員が0台の鋭いスタート(S)合戦となってもインからコンマ05の快Sで先手を譲らずに1マークを先マイ。力強く後続を引き離し、18年6月の浜名湖以来、約5年5カ月ぶりのVをつかんだ。
大豆生田の名の通り、実りの、収穫の多い秋となった。前節優出機で近8節で4回目の優出となった37号機を仕上げてシリーズを序盤からリード。初めて予選トップからのVロードを駆け抜け「エンジンのおかげ」、さらに「成長できた」とも語り、愛機のパワーに感謝した。
今後に向けては「これからもっと上を目指せるように頑張ります」ときっぱり。満面の“蒼スマイル”にボートレスファンから大きな拍手が湧き起こっていた。