【競輪】小倉G1にオート森且行 立ち飲み屋に立ち寄っても「意外にバレない」

 小倉競輪でトークショー中の森且行
 小倉競輪でトークショー中の森且行(右)
 小倉競輪でトークショー中の森且行
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 「競輪祭&競輪祭女子王座戦・G1」(23日、小倉)

 3日目開催中のG1シリーズに、オートレーサーの森且行(49)=川口・25期=が来場。場内ステージでトークショーに出演した。

 公営競技好きで知られる森は、この日も1Rから車券を購入。「なかなか当たんないですね」とボヤく。ただ、小倉競輪場を見渡して「ドームっていいですね。オートもドームを造ってくんないかな」と無風でスピード感あふれる室内競技場への感想を語った。

 19日に川口のデイリースポーツ杯で通算700勝を達成した森。「(通算)500勝で何か、700勝で何か、1000勝で何かもらえるらしいんですけどね。まだ700勝の分はもらっていません。何がもらえるんでしょうね」とニンマリ。「700勝もうれしいんですが、やっぱり7がそろう777勝がいいですね。とりあえずそこを目指します。あとはB級からA級に上がれたのでG1、G2はもちろん、SGで決勝の舞台に立ちたいです」と今後の目標を語った。

 森はこれといった趣味がないそうで「とにかく公営競技です。(レースのない日は)朝からトレーニングして、その後は公営競技」とキッパリ。購入することのできないオートレース以外の馬券、車券、舟券を買って楽しんでいるようだ。

 と言いながらも、最近は「1人で立ち飲みにも行きますよ。疲れたら帰るのでサッと飲んでいます」と明かす。「飯塚(オート)に入る前は小倉に寄って、1人で寿司店に行きますよ。僕って意外とバレないんですよ。普通に電車にも乗りますし」とトップレーサーで元芸能人ながらも、プライベートを存分に楽しめている。

 森といえば2021年1月に飯塚での落車事故で骨盤骨折の大ケガ。「5カ月の入院中はコロナ禍もあって、孤独でした。医師や看護師と会話するくらいだったので、公営競技には助けられました。パチンコには行けませんから」と病床から車券、舟券、馬券を購入して暇をつぶしていたことを明かす。退院、リハビリを経て、車いす生活から、歩けるようになって「マヒが残っていても何とかなる」と思い、復活を目指していたことを語った。

 冬場になると「ボルトが体にいっぱい入っているので」と痛みがまだあるとのこと。それでも「慣れてきました。僕はド変態なのでね。メンタルも強いんでしょう。芸能界にもいたので、逆境を楽しめるタイプです」と森らしい言葉で、自分自身の性格などを語った。

 競輪選手との交流もあるそうで「佐藤慎太郎選手(78期)に『限界?気のせいだよ!』Tシャツを送ってもらったんです。届いたのにまだお礼が言えてなくて…」とデイリーロゴの強豪との関係を明かした。「車券で応援したい」と思ったが、この日の佐藤は出番がなく、残念がっていたが「新田(祐大)さんは出るんでしょ。調子が良さそうなので、車券で応援します」と笑顔で語っていた。

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