【ボート】SGグランプリカウントダウンコラム2
「グランプリ・SG」(19日開幕、住之江)
念願の黄金のヘルメット戴冠を目指して燃焼する-。今年の毒島誠は3月の多摩川周年記念と大村周年記念で優勝と上々の滑り出し。グランプリへの貯金をしっかりと蓄えたが、下半期は結果を出せずに苦戦した。「ストレスが溜まったりエンジンを出し切れていないなと悩んだり、いろんな思いがありました。今年はちょっと苦しんだ」。それでも「ここ2、3節は良くなってきています。それは気持ちの変化も多少あって、自分の調子の悪さも受け入れられているので。逆に仕事に集中して臨めてるというか。今はすごく楽しいです」とグランプリの常連として、しっかりと態勢を整えている。
「グランプリに出続けるってことは大事だし、そこに行けるってことは普段から舟券に絡まないといけない。ファンへ貢献できているってことだと思います。それが選手をやる以上、使命だと思う」とさすがのプロ意識を持って臨む。
今年は賞金ランク13位でトライアル2ndのシード権は獲得できなかった。「トライアル1stから行くのはめっちゃしんどい。クジ運にもよるし。ただ、この順位なら自然体で行けます。いつも通り頑張りたい」と応援する全ての人の気持ちを背負って戦う。