【ボート】住之江SG 地元の石野貴之がイン逃げに成功してアレに一歩前進

 「グランプリ・SG」(22日、住之江)

 石野貴之(41)=大阪・90期・A1=が、トライアル2nd12Rをインから逃げ切って、1回戦で抜かれて3着になった雪辱をきっちりと果たした。

 レースは進入で2コースの峰竜太(佐賀)が少し遅れ、激しい進入争いになった。それでも「進入でもつれたのでSは慎重に行った」と冷静さを保ち、コンマ06のトップSでの圧逃劇だった。「仕上がりは抜群でした。出足も来たし、ターンの感じも来た。全部がいいね」と仕上がりには自信満々だ。

 残り1戦を残して、無事故完走で当確ランプが灯るが“アレ”を決めるためにも、欲しいのは優勝戦1号艇だ。トライアル3戦目は枠番抽選で4号艇を引き当てた。「その枠のアレで調整して行く」と方向性はバッチリ。あとは“アレ”に向け万全の態勢に持って行くだけだ。

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