【ボート】住之江SG 石野貴之が19年以来、2回目のグランプリ制覇
「グランプリ・SG」(24日、住之江)
断然の人気を背負った1号艇の石野貴之(41)=大阪・90期・A1=がイン逃げで圧勝。SG優勝は通算で歴代3位タイとなる11回目。グランプリは19年大会以来、通算2回目の制覇を成し遂げ、優勝賞金1億1000万円をゲットし、23年の賞金王に輝いた。2着は峰竜太、3着には磯部誠が続いた。また、11Rで行われたグランプリシリーズ優勝戦は深谷知博(35)=静岡・103期・A1=がまくりで勝利。通算3回目のSG優勝を飾った
有言実行で“アレ”を手にした。石野が自らで勝ち取った絶好枠からライバルを完封。「負ける要素はなかった。精神的なものも大きい。あれだけお客さんがいてくれて、3周しっかりスタンドを見て走れて感慨深い」と、19年以来となる黄金ヘルメット獲得、そして地元でのVを充実の汗を拭いながら喜んだ。
今節は、自身が5月のラピートカップで優勝を飾り、戦前から引きたいと口にしていた意中の88号機をエンジン抽選でゲット。初日のオープニングセレモニーからV宣言するなど並々ならない気合でのぞんだ。トライアル2nd3回戦では気迫満点のカドまくりでファイナルの白カポックを獲得し、自らで青写真通りのVストーリーを作り上げ、完結させた。
優勝賞金1億1000万円を獲得し、賞金ランクでもトップが確定。SG優勝数も歴代3位タイとなる11。「(来年は)ダービーとメモリアルに照準を絞っていきたい。それでまた1位でここに来たい」と、手にしていないタイトルを獲得してのグランドスラム、そして再びの地元でのグランプリ制覇へ目標を定める。さらなる高みを見据えながら24年もボートレース界の中心を担っていく。
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