【ボート】プレミアムG1・クイーンズクライマックス カウントダウンコラム2

 2023年の賞金女王を決める最終決戦-。「プレミアムG1・第12回クイーンズクライマックス」が28~31日まで、東京都のボートレース多摩川で開催される。ティアラを目指す12人とレースの話題を3回にわたって紹介する。

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 今大会の台風の目と言えるのが、長嶋万記(42)=静岡・91期・A1=だ。11月、三国で行われたG2・レディースチャレンジカップで、3コースから鮮やかなまくり差しを決めて優勝。2月のレディースオールスター(蒲郡)に続き、今年2回目のG2優勝を果たした。勢いの良さならナンバーワンだ。

 長嶋の特徴は、何と言っても「自然体」だろう。厳しく激しい勝負の世界でも、けっして自分を見失うことがない。背伸びをせず、自分の持っている力を最大限に発揮することを、常に心がけているのだ。

 チャレンジカップ優勝戦では、自分の弱点と向き合った。「1Mで、どうしても(レバーを握る)左手を緩めてしまうんです。前夜は、全速でターンできるように、峰(竜太)君のまくり差しの映像を何度も見ました」とイメージトレーニングして本番に臨み、自分に打ち勝った。

 今年は優出16回、優勝7回で、賞金ランク3位でクイーンズクライマックスに出場。ドリーム戦は、11R2号艇。「正直、SGや記念は怖いです。でも意識しない方がいい。私は自分のやれることしかできないけど、何も考えずに、レベルアップしていきたい」と、真っすぐに大舞台に臨む。

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