【ボート】多摩川PG1 シリーズ戦は宇野弥生が1、2着と好発進
「クイーンズクライマックスシリーズ・G3」(26日、多摩川)
初日は最高気温が12度と、12月とは思えない気候の中で行われた。メイン12Rのシリーズドリーム戦は、1号艇の細川裕子(愛知)がインから押し切って快勝。前半6Rも5コースまくりで連勝発進を決めた。相棒の12号機は前節優出機で「最高ですね。言うことないです。本当に何もしていなくて、変わらず乗り心地がいい。現状でも十分の足」と自信を見せた。
2着は前節優勝の20号機を操る宇野弥生(37)=愛知・90期・A1=。こちらも前半7R2コースまくりで1着。1、2着の好発進を決めた。「悪くないと思うけど競ってないので正味の足は分からない。前半もSを行っただけ…。そのSも風が変わって難しい」と機力評価には慎重だった。
ドリーム組以外で、気配が良かったのが2、1着の岩崎芳美(徳島)、桜本あゆみ(群馬)だ。岩崎は「バランス型で不満はない。乗り心地をしっかりさせたい」とさらなる上積みを狙う。桜本は「Sは自信を持って行けてます。ターン回りはいいが行き足は劣勢。ペラで回転調整していく」と2日目の課題克服に燃えていた。