【ボート】プレミアムG1・クイーンズクライマックス カウントダウンコラム3
2023年の賞金女王を決める最終決戦-。「プレミアムG1・第12回クイーンズクライマックス」が28~31日まで、東京都のボートレース多摩川で開催される。ティアラを目指す12人とレースの話題を3回にわたって紹介する。
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クイーンズクライマックスのトライアル1回戦は、賞金上位12人の対戦となる。28日12Rは①遠藤エミ(滋賀)、②渡辺優美(福岡)、③平山智加(香川)、④川野芽唯(福岡)、⑤浜田亜理沙(埼玉)、⑥大滝明日香(愛知)。同11Rは①守屋美穂(岡山)、②長嶋万記(静岡)、③三浦永理(静岡)、④田口節子(岡山)、⑤高田ひかる(三重)、⑥寺田千恵(岡山)で行われる。
遠藤、守屋、田口が3強ムードを漂わせている。17年以来6年ぶり2度目のクイーンズVを狙う遠藤が優勝候補筆頭だ。当大会は7年連続優出中、当地は優勝3回と相性がいい。トライアル1号艇も3年連続。グランプリシリーズ(住之江)欠場(私傷病)が気になるが、ここ一番の勝負強さは本物だ。
守屋は18年から5大会連続で優出の実績があるが、6着4回、5着1回と実力を発揮できずにいる。当地は22年G3・女子戦以来3節連続優出中と好相性。初のG1制覇に燃える。
そして史上初の大会3連覇を狙うのが田口だ。今年は優勝4回だが、10月以降に3回と調子を上げている。直前の12月に三国のG3・女子戦で優勝した勢いで乗り込む。
3強以外では当地に強い平山、レディースチャレンジカップを制した長嶋、大会覇者の三浦、川野も優勝候補となる。一発のある浜田、渡辺、高田、ベテラン寺田もチャンスは十分だ。