【ボート】多摩川G1 トライアル2回戦は浜田亜理沙と川野芽唯が快勝

 11Rトライアル2回戦で1着となりVサインの浜田亜里沙
 12Rトライアル2回戦で1着となりVサインする川野芽衣
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 「クイーンズクライマックス・PG1」(29日、多摩川)

 トライアル2回戦が終了した。11Rは、3号艇の浜田亜理沙(35)=埼玉・104期・A1=が最内を差して快勝。1Mは先マイした1号艇の高田ひかるを、2号艇の平山智加(38)がツケマイで仕掛けた。2艇がともに外に流れた展開を突いた。追走した高田が2着に粘り、3着には5号艇の大滝明日香が入った。

 12Rは川野芽唯(37)=福岡・100期・A1=がイン逃げで期待に応えた。1Mでは、渡辺優美(31)が差して前に出たが、回った後の足は川野の方が上でバックで突き放した。1周2Mで6号艇の田口節子が渡辺に接触する間に、内から抜けた4号艇の寺田千恵が2着。3着に遠藤エミが続いた。

 優出ボーダーを21点と想定すると、19点でトップの浜田と17点の遠藤の2人が、無事故完走で当確という状況。

 勝負の命運を握る最後の枠番抽選では、守屋美穂(34)=岡山・101期・A1=と平山がガラポンで1号艇の白球を引き当てた。ともにうっすらとほほ笑みを浮かべただけで、感情は内に秘めた。12Rで2着と巻き返した寺田は、3号艇を獲得。「生き残れて良かった。整備士さんと相談してセット交換しました。乗り心地が良くなりました。威張れる足ではないけど戦えるようになってきました。直線も、タイムはみんなと変わらない程度になってきた。それでも行き足はまだ頑張りたい」と上積みして優出を狙っていく。

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