【ボート】多摩川G1・6年連続優出の守屋美穂が初のG1制覇に燃える

 悲願のG1優勝に王手の守屋美穂
 6年連続優出となった守屋美穂
 (右から)浜田亜理沙、遠藤エミ、守屋美穂、川野芽唯、三浦永理、寺田千恵
3枚

 「クイーンズクライマックス・PG1」(30日、多摩川)

 トライアルの全6戦が終了した。3回戦11Rは2号艇の遠藤エミ(滋賀)が1Mを鋭く差して勝利。2着には2着条件だった4号艇の三浦永理(静岡)が勝負駆けに成功。3着はインの平山智加(香川)が続いた。12Rは守屋美穂(34)=岡山・101期・A1=がきっちりイン逃げを決めた。2号艇の浜田亜理沙(埼玉)は大滝明日香(愛知)との競り合いを制して2着として、トップ通過を決めた。3着は5号艇の大滝。

 優勝戦の6人が決まった。トップ通過の浜田はクイーンズクライマックス初出場初優出で1号艇をゲット。今シリーズはまだイン戦はないが足の仕上がりは万全。快挙に向けて期待が高まる。

 2号艇は遠藤。8月のレディースチャンピオン(津)を制しており、23年女子G1総取りへ突き進む。3号艇は「ファンの方の声援が力になる」という守屋が声援を背に優勝を狙う。4号艇の川野芽唯(福岡)と5号艇の三浦は自身2回目のティアラを狙う。そしてクイーンズクライマックス皆勤賞の寺田千恵(岡山)が6号艇ながら、4年ぶりに優勝戦メンバーへ滑り込んだ。いよいよ今年最後の大一番だ。

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