【競輪】清水裕友が大宮記念初V 地元5車を撃破して10回目のG3制覇

 「東日本発祥75周年倉持記念杯・G3」(8日、大宮)

 清水裕友(29)=山口・105期・SS=が最終2角6番手から豪快にまくって1着。大宮記念は初優勝。G3優勝は23年11月玉野(防府記念)以来10回目。2着は地元の平原康多(埼玉)、3着には8番手から踏み込んだ北津留翼(福岡)が入った。

 清水が今年初戦を優勝で飾った。レースは前受けの地元5車が突っ張り先行。番手の宿口陽一(埼玉)が二段駆けに持ち込んだが、清水は最終2角6番手から踏み込んで、力勝負で1着をつかみ取った。

 「防府記念以外で勝てたことがうれしい。相手の動きより、緩んだタイミングで仕掛けた。初日特選で深谷さん相手に仕掛けた競走が生かせた」と満足そうに振り返った。

 昨年末のグランプリは消化不良の一戦だっただけに「すっきりしたい」と臨んだ今年の初戦を最高の形で締めくくった。「いいスタートが切れた。ダラダラしてしまう癖があるので、このまま突っ走りたい」と気合を入れた。

 来月に行われる全日本選抜(岐阜)は2020年2月に初めて優勝した思い出のG1。「寒い時季は得意」。G3優勝で勢いに乗り、自身2回目のG1タイトル奪取へ視界良好だ。

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