【競輪】和歌山記念は古性優作が制圧 番手差しで通算9回目のG3優勝

 和歌山記念で通算9回目のG3優勝を飾った古性優作
 和歌山記念で通算9回目のG3優勝を飾った古性優作
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 「和歌山グランプリ・G3」(14日、和歌山)

 12Rで決勝が行われ、古性優作(32)=大阪・100期・SS=が打鐘6番手からカマした寺崎浩平(福井)を差し切って1着。昨年7月の福井記念以来、通算9回目のG3優勝を飾り、賞金500万円を獲得した。古性追走の東口善朋(和歌山)が2着に入り、寺崎は粘り込んで3着。東口を追った藤田勝也(和歌山)が4着で、1~4着を近畿勢が占めた。

 古性が年頭から笑った。準決で東口に差されて2着だったが、それ以外の3走は全て1着。和歌山記念初制覇で年始から賞金をきっちりと稼いだ。

 レースは赤板過ぎに山田英明-山口敦也(ともに佐賀)-阿竹智史(徳島)が上昇し、坂井洋(栃木)-永沢剛(青森)も踏み上げて、正攻法の近畿カルテットが下げる。それでも打鐘前に6番手に下げた寺崎が一気にスパート。最終ホーム手前で4車が出切ると、後続は離れてしまう。誰も寄せつけることなく、4車で直線へ。番手の古性がきっちりと差し、Vゴールを駆け抜けた。

 今年の古性は高い目標を掲げている。「近畿勢で(G1を)全て制覇。もちろん僕が全部を獲りたいです」とニヤリ。そのためには「命を懸けて一戦一戦を走ります」と決意表明。「オッズの期待にも応えないといけないし、期待に応えるだけでなく、それを超えたいですね」。年頭で記念優勝と勢い付いた古性。目標に向かって力強く突き進む。

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