【競輪】新田祐大が念願の地元記念初Vを達成!

 「いわき金杯争奪戦・G3」(28日、平)

 新田祐大(38)=福島・90期・S1=が、最終バックで番手まくりを敢行して押し切った。これで10月の京王閣以来、通算13回目のG3優勝。優勝賞金500万円を獲得した。2着は窓場千加頼(京都)、3着には山田庸平(佐賀)が入った。

 新田がうれしい地元記念初Vを飾った。初手は意外にも北日本勢は後ろ攻めだったが、赤板過ぎに新山響平(青森)が仕掛け、打鐘ではライン3人で出切った。そうなると新田に展開は絶好。最終バックでまくりに来た山田に合わせて、番手まくりを敢行。一気にトップスピードに上げて押し切った。

 「残り半周のところで(山田)庸平君がかなりのスピードで来たので、新山君の気持ちに応えてタテに踏ませてもらった」と後輩の頑張りに感謝。「なにより福島の地元のファンの前で優勝できたのが一番うれしい」と満面の笑顔を見せた。

 「5月にはここでビックレースがあるので、また北日本から優勝者が出せるように頑張りたい」とG1・日本選手権(4月30日~5月5日)へ力を込めた。

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