【競輪】清水裕友が早くも今年2回目のG3制覇!
「G3・たちあおい賞争奪戦」(4日、静岡)
清水裕友(29)=山口・105期・SS=が最終バックからまくって優勝。1月の大宮記念に続いて、通算11回目のG3制覇を決めた。断然人気の深谷知広(静岡)は郡司浩平(神奈川)の番手から踏み上げたが惜しくも2着だった。
地元の深谷のホームバンクで敵地での一戦でも、清水が力強さを発揮した。「4番手を取れたのが良かった」と南関3車に続く絶好の位置をキープ。深谷が郡司を残し気味と察知すると、最終バックから始動。番手から抜け出す深谷との踏み合いに勝ち、先頭で駆け抜けた。「ブーイングがすごかった」とウイニングラン後は苦笑いした。
SSに復帰した今年は本当に絶好調。G3に3節出場してV2、準V1回と素晴らしい成績を残している。「11月から使っている自転車がいいですね。感触がいい」と現状の出来の良さに自信を持っている。
次走の全日本選抜(9~12日、岐阜)は初G1を制した思い出のタイトル。「出来過ぎなところもあるけど、流れがあるうちに行けるところまで行きたい」ときっぱり。中4日の参戦を克服して久しぶりのG1覇者の称号を手に入れる。