【ボート】児島G3 守屋美穂がイン逃げ圧勝!2場所連続、通算33回目の優勝
「オールレディース・瀬戸の女王決定戦・G3」(7日、児島)
予選トップで優勝戦1号艇を勝ち取った守屋美穂(35)=岡山・101期・A1=がインからコンマ10のトップSで圧勝。前走地の多摩川に続く今年V2、地元児島で7回目、通算33回目の優勝を飾った。樋口由加里が3周1Mで逆転2着、3着に竹井奈美が続き、2連単、3連単とも1番人気で決着した。
大歓声が響き渡った優勝戦は、1号艇で圧倒的な人気を背負った守屋が華麗な逃げで勝利。準優のコンマ01のSにひるむことなく、インからバチッとトップSを決めて他を寄せ付けなかった。
今節手にした64号機の2連対率は27%。独特の形で乗り継がれてきたプロペラだったが、オール3連対で6勝をマーク。「最初は戸惑ったけど、ペラを片面叩いたら反応があったので、片面をしっかり調整した。バランスが取れて乗りやすかった」と巧みに乗りこなした。
昨年末のクイーンズクライマックス(多摩川)は優勝戦3着でG1Vは持ち越しとなったが、24年は前走多摩川、児島と2場所連続でV。「やることは変わらないけど、地元の児島を走る時はいつもより気持ちが入っている。上の舞台でもっともっと戦えるように頑張りたい。見ててください」とファンの声援に応えた。今年こそ悲願のG1優勝へ、守屋の戦いの幕が上がった。