【ボート】蒲郡G1 野口勝弘が11走目で初1着 「本当にホッとしている」
「東海地区選手権・G1」(8日、蒲郡)
G1は今節が初の正規あっせんとなる野口勝弘(37)=愛知・103期・A1=が4日目1Rをイン逃げで快勝。G1通算11走目で初の1着を決めた。「スタートしてからミスはできないと、めちゃくちゃ緊張しました。逃げられてホッとしています」と満面の笑みを見せた。
後半5R終了後には水神祭が行われた。選手仲間から手荒い祝福を受けると水面に落ちた瞬間「寒い」と大声を挙げていた。一緒に飛び込んだ同期の深谷知博(静岡)は自分のことのようにうれしそうな表情を見せていた。同じく一緒に飛び込んだ野中一平(愛知)は、ダウンベストにパンツ一丁と奇抜な格好で水面にダイブし、野口を上回る注目を集めていた。
水神祭を終えて「今節一番に掲げていた目標だったので本当にホッとしている。とりあえず肩の荷が降りました。ただレースの反省点はいろいろあるので、そこを踏まえて残り2日間を頑張りたい」と、残りのレースに挑む構えだ。