【ボート】蒲郡G1 池田浩二が3回目の東海チャンプ 愛知の大エースがイン押し切った

 「東海地区選手権・G1」(10日、蒲郡)

 1号艇で人気を集めた池田浩二(45)=愛知・81期・A1=がインから逃げ切り1着。2009年津、20年蒲郡に続き3回目の東海チャンプに輝いた。G1通算では14回目の優勝。2着は菊地孝平(静岡)、3着には黒野元基(愛知)が入った。

 愛知の大エース、池田が他艇を寄せ付けずに王道Vを決めた。進入はスタート展示と異なり、12456・3となったが、慌てることなくインから1マークを先取って、バックでリードを広げた。

 「本番は準優と一緒で雰囲気があった」と優勝戦の足の状態も上々だった。ハイレベルなメンバーで覇を競ったシリーズながら、4日目9Rを6コースから差し抜けて逆転で予選トップ通過を決め、準優では1号艇でただ1人逃げ切った。枠不利を克服し、嫌な流れも断ち切ってVロードを切り開き突き進んだ。

 冷静かつ力強いレース内容で4年前の当地で開催された65回大会以来、通算3回目となる東海チャンプの座を勝ち取った。ゴールの瞬間にはガッツポーズも見せた。

 SG10冠を誇るスターレーサーはG1優勝回数を14に伸ばした。今年の目標を聞かれると「大きな目標として、取ってないSGを取りたい」と宣言。“グランドスラム”へ残るはオーシャンカップとチャレンジカップ。当然その先にはグランプリが待っている。

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