【ボート】尼崎G1 地元の重木輝彦が予選突破を目指す
「近畿地区選手権・G1」(11日、尼崎)
予選は3日目を終え山崎郡(大阪)が5戦4勝で得点率首位を堅守。2位は小池修平(大阪)と大阪勢が躍進している。昨年大会の覇者・馬場貴也(滋賀)は3位に浮上した。12日は予選最終日が行われ、主力では吉川元浩(兵庫)が2走12点、昨年の賞金王・石野貴之(大阪)は2走18点の勝負駆けに挑む。
地元の重木輝彦(36)=兵庫・104期・A1=は3日目6R、6コースから最内を差すとバックで鋭伸。1周2Mで先攻する太田和美(大阪)の懐を突き抜け、2着に入り込んだ。「展開もあったけど、足はずっといい。ターン回り中心に全体にいいですね」と2節前のG3を制した43号機に全幅の信頼を寄せた。
プライベートでは、スパイスカレーをプロデュースするなど、フードマイスターとして手腕を発揮。本業でも、今期からA1に復帰し、前走の戸田では約2年ぶりの優勝と好調だ。「最近のリズムはいいですね。尼崎でG1を走るのは初めてなので頑張りたい」と絶妙な切り口で難敵を攻略。地元水面で予選突破をいただきます。