【ボート】尼崎G1 馬場貴也が近畿地区選連覇へダイナミックに攻める

 「近畿地区選手権・G1」(13日、尼崎)

 準優勝戦が行われ、10Rは地元の魚谷智之(兵庫)がイン逃げで1着。11Rは昨年大会の覇者・馬場貴也=滋賀・93期・A1=が差しで1号艇の小池修平(大阪)を撃破。12Rは山崎郡(大阪)がイン速攻で白星。山崎が優勝戦のポールポジションを勝ち取った。

 準優11Rは、馬場が2コースから絶妙な差しでイン小池の懐を貫き、1着で優勝戦進出を勝ち取った。「足は出足型で伸びは標準くらい。ドリーム戦と2日目の形をベースにペラをやり直して、うまく回転が合ってましたね」と会心の勝利に納得の表情を浮かべた。

 馬場の2コースからの勝負には定評がある。初日ドリーム戦は、1号艇の吉川元浩(兵庫)を抜きで撃破。22年10月、SG・ダービー(とこなめ)を制したのも、2コースから差しでの勝利だ。「それを意識して何回もイメージトレーニングをした。いいターンができましたね」と想定通りの仕上がりを見せるところは、さすが22年ボート界のMVPと言える。

 近畿地区選では大会連覇、そして4年連続で滋賀支部が優勝のチャンスを得た。「何とかこぎつけましたね。そこを狙っていたので、優勝ができれば最高」と目標達成まであと1勝。ボート界屈指のスピードターンを繰り出し、再び頂点に返り咲く。

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