【オート】伊勢崎 浅倉樹良がデビュー最短Vへ王手

 「上毛新聞杯」(14日、伊勢崎)

 1月25日にデビューした37期新人の浅倉樹良(じゅらん・24)=伊勢崎=が、開催2日目11Rの準決勝戦を逃げ切り、9連勝でデビュー最短優勝記録(22日目)へ王手をかけた。従来の記録は青山周平(伊勢崎)が2011年9月2日に船橋で達成した35日目で、優勝すれば12年5カ月ぶりに13日短縮する。

 デビュー10走目の優勝となれば、99年6月7日の竹中修二(飯塚)とタイ記録。勝ち上がり取得節のデビュー3節目(2節目までは優出権利がない)の優勝は過去、竹中、木村武之(浜松)、亀井政和(伊勢崎)、青山の4人だけで5人目を目指す。

 15日の12Rに行われる優勝戦で、デビュー最短Vを目指すスーパールーキーの浅倉。達成すれば、デビューから10連勝は青山(12連勝)に続き史上2人目、10連勝達成は史上13人目、現役10人目となる。「セッティングを扱いました。エンジンは乗りやすくて、すごくいいと思います。課題は序盤の1、2周目。乗り手がうまく乗って頑張ります」と新記録達成に燃えていた。

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