【ボート】宮島G1 浜先真範が地元でのG1初V狙う「優勝か6等かのつもりで」
「中国地区選手権・G1」(14日、宮島)
育ててくれた地元に恩返しする。浜先真範(30)=広島・113期・A1=は、準優勝戦10Rで、2コースからジカまくりで1号艇の難敵・茅原悠紀(岡山)を粉砕。コンマ01のSだった。「Sは速いと思ったんですけど、シビれました」と胸をなで下ろした。
今節は予選を4位で通過。「出足、回り足は変わらず上位で、伸びもついてきています」と上位クラスの仕上がりだ。「ここまで来たらチャンスがあるんだし、優勝か6等かのつもりでいきます」と覚悟を決めて勝負する。
これまで宮島では優出5回も優勝は未経験。「今まで活躍できてないし、恩返ししたいです」と表情を引き締めた。優勝戦は同支部の先輩・山口剛を筆頭に強敵がひしめくが、一歩も引く気はない。「自分との戦い」と話すSを決め、地元でG1初優勝をつかみ取る。