【ボート】山崎郡がG1初優勝で近畿地区選を制覇 G1戦5回目の優出で悲願達成

 「近畿地区選手権・G1」(14日、尼崎)

 断然人気を集めた1号艇の山崎郡(34)=大阪・112期・A1=が、インから逃げ切って5回目の優出で、うれしいG1初制覇を決めた。通算では21回目の優勝で、近畿ナンバーワンの称号とともにSG・ボートレースクラシック(3月15~20日・戸田)の出場権も手に入れた。

 群雄割拠の近畿4地区の頂点に立ったのは大阪の若武者、山崎だった。コンマ12のトップタイの快Sから1Mを先マイすると、強力24号機のパワーで、差した魚谷ら後続を“グンと”突き放したが「魚谷さんが出ていたので気を抜けなかった」と、独走態勢に入っても最後までこん身の3周を振り返った。

 13人ものSGタイトルホルダーが顔をそろえたシリーズだったが、ひるむことなく、予選トップから優勝戦1号艇での逃げ切りと、Vロードを堂々と走り切った。「自分ができることをやってきて、それが実を結んだ。近畿はすごい選手ばかりなので誇りに思う。今節は自信になりました」と胸を張った。

 近畿王者として、来月には戸田でのSG・ボートレースクラシックへと乗り込む。「空回りしても駄目なのでいつも通りマイペースでいきます。自分らしくレースができるように精進していく」-。スター街道を走り出したイケメンレーサーに黄色い声援が飛んでいた。

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