【競輪】藤野一良が通算400勝を達成!思い出の勝利は「高知での初優勝」
「三社杯 モーニング7・F2」(22日、立川)
藤野一良(47)=大阪・77期・A1=初日2Rで通算400勝を達成した。最終バックは6番手だったが、2角から仕掛けた広田敦士(三重)の動きに乗って、ゴール前で一気に伸びた。「仕掛けてくれた広田君と後ろを固めてくれた前田(拓也・大阪)さんのおかげです。広田君を信頼して脚をためることができました」と笑顔で話した。
デビュー27年目の達成に「振り返ると色々あって長かったけど、到達してみると色々な方々にお世話になった恩ばかり思い出される」と神妙に語る。思い出の勝利については「高知(1998年4月)での初優勝が一番ですね。中団に三宅達也君(岡山)がいたんですけど、その上をまくったんです」と振り返ってくれた。
今後の目標については「年齢的に厳しいかもしれないけど500勝をしたいですね」と話し「77期の同期が頑張っている。追い越せはしないと思うけど、少しでも追いつきたいですね」と力を込めた。
最後に雑談で藤野にとってのリフレッシュについて聞いてみた。「嫁さんに申し訳ないんですけどね」と前置きをしつつも月に数回、梅田の新梅田食堂街へ立ち飲みに行くこと。「こんなこと言っていいのか分からないけど、ある意味“ホームバンク”ですね」と笑顔で教えてくれた。