【競輪】福井F1 平昌銅の原大智はトラブルで前検遅参 急病人発生で電車遅延

 「ブルーサンダー賞・F1」(11日開幕、福井)

 寺崎浩平(福井)、稲垣裕之、山田久徳(ともに京都)、小倉竜二(徳島)、南修二(大阪)、坂本貴史(青森)らが出場するS級シリーズが11日に開幕する。前日検査の10日に参加選手が集合したが、A級戦に出走する原大智(27)=宮城・117期・A1=は移動中のトラブルで13時過ぎに到着。少し遅れての参加となった。

 ホームバンクは宮城県自転車競技場だが、降雪などの理由で「冬季は移動して、京王閣で練習しています」とのこと。10日は東京から東海道新幹線に乗車し、米原から北陸本線の特急しらさぎで福井に向かったが「新幹線で急病人が出たそうで、岐阜羽島で長く停車したんです。その影響で予約していたしらさぎに乗れませんでした。しらさぎは1時間に1本らしくて(福井到着が)遅れてしまいました」と理由を明かした。その後はテキパキと準備を行い、11日からの開催には参加できることになった。

 原は2018年平昌五輪の男子モーグル銅メダリストで、2019年に日本競輪選手養成所に特別選抜試験で合格し、2020年に競輪選手としてもデビュー。モーグルとの二刀流で話題となり、2022年の北京五輪にも出場。現在は競輪に専念し、A級の上位として健闘している。直前の西武園では1、1、6着と決勝に進出。「初日、2日目は最終バックを先頭で通過して1着。これが(上昇への)いいきっかけになると思います」と、電車遅延で到着が遅れてしまったが、いい雰囲気で今シリーズに臨めそうだ。

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