【ボート】ボートレースクラシックカウントダウンコラム2

 「ボートレースクラシック・SG」(15日開幕、戸田)

 今年のSG第1弾となる「第59回ボートレースクラシック」が15日から20日までの6日間、戸田ボートで開催される。前年覇者の土屋智則(39)=群馬・97期・A1=を始め、グランプリファイナリスト、SG、G1優勝者ら実力者が集い、熱い戦いを繰り広げる。

  ◇  ◇

 今大会で大きな話題となっているのが、地元の中田竜太(35)=埼玉・104期・A1=と浜田亜理沙(35)=埼玉・104期・A1=夫妻の挑戦だ。今大会が地元の戸田での開催が決まると、中田が「一緒に出ようよ」と浜田に声を掛けて夫婦共通の目標となった。

 先にクラシック出場権を得たのは中田だった。昨年5月のG1・平和島周年を2コース差しで制し、自身4回目のG1優勝。今年も2月の大村一般戦で優勝しており、SGに向け気配を上げている。一方の浜田は年末のプレミアムG1・クイーンズクライマックス(多摩川)でG1初優出初優勝を決めてクラシック出場権を獲得した。「去年はクライマックスに出ることだけが目標でした。優勝なんて思ってもなかったけど、1号艇になった時は、さすがに取りに行くしかないって思いましたね」と底力を見せつけた。そんな浜田を「自然体で勝てるのがすごいと思っているし、尊敬しかないです」と中田は評する。

 SGデビューを飾る浜田は「地元で感謝の気持ちを持って走りたい。目標はやっぱりSG初勝利の水神祭。夫婦で戸田の水面に飛び込みたいです」と笑顔を見せた。互いに切磋琢磨(せっさたくま)して腕を磨き合って来た2人がSGの大舞台で台風の目となる。【次回は総展望】

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