【競輪】伊東G3 岩本俊介が完全Vで5回目のG3制覇
「花と海といで湯賞・G3」(17日、伊東)
岩本俊介(39)=千葉・94期・S1=が道場晃規(静岡)の突っ張り先行に乗って、最終2角から番手まくり敢行。ゴールまで踏み切って、完全優勝を達成した。G3優勝は22年12月松戸以来5回目。2着には岩本マークの岡村潤(静岡)。3着にはまくりで迫った吉田拓矢(茨城)が入った。
岩本が南関ラインの結束力を実らせて伊東G3初優勝を達成した。決勝は地元・静岡勢の間に入り道場をマーク。3、4番手に岡村、萩原孝之(静岡)と責任のある位置となった。先頭を務めた道場が残り2周半から突っ張り先行。最終2角から番手まくりを放ち、追走した岡村とのワンツー決着を決めた。
「道場の頑張りのおかげ。気合が入っていたし強かった。あとは自分のタイミングで前に踏んだ。ラインでワンツーが決まったことがうれしい」とレースを振り返った。
前場所の京王閣F1に続き2場所連続完全V。G1での活躍に期待が懸かるが「今場所は自力が1走だけ。あとは全て番手での勝利。前の自力選手のおかげで勝てた。ビッグレースのことを考えると疲れちゃう。まずは練習を頑張ります」と目の前のレースに集中することを誓った。