【競輪】25、26日に高知へG1並みのメンバーが集結
「F2・2024年度全日本プロ選手権自転車競技大会記念競輪」が25、26日に高知競輪場で開催される。このPRのため、高知市商工観光部公営事業事務所の木村祐介所長ら関係者と、日本競輪選手会高知支部長の佐々木則幸(47)=高知・79期・S2=が16日、東京都江東区のデイリースポーツを訪れた。
通称「全プロ記念競輪」が当地で行われるのは初めて。初日は参加選手が優秀、特選、選抜の3グレードに分かれ、精鋭27人が集う優秀戦3レースの上位3着までが2日目「スーパープロピストレーサー賞」へ駒を進める。S班からは松浦悠士(広島)、清水裕友(山口)の“中国ゴールデンコンビ”ら8人が出場を予定。G1級のバトルが繰り広げられる。
高知は全国で3場(宇都宮、大宮、高知)しかない「500バンク」。佐々木は「まくる位置を間違うと外々を踏まされたり、先行選手が意外と残ったり。“仕掛けどころが難しい”との声を本当に多く聞きます」と特徴を説明する。「独特なバンクだけに、ファンの皆さんも推理するのが面白いのでは」と語った。
ご当地グルメ&スイーツフェスタなど、ファミリー層も楽しめる多彩なイベント、サービスを用意。木村所長は「競輪が感動できるスポーツであることを広く共有してもらえるように」と意気込みを示した。売り上げ目標は30億円に設定。なお、27日には「第71回全日本プロ選手権自転車競技大会」が行われる。