【ボート】住之江G1 石野貴之がドリーム戦で主役を張る
「太閤賞競走・G1」(31日開幕、住之江)
年度が替わり3月の67周年に続く、今年2回目のG1・太閤賞が31日に開幕する。Wドリームの第1弾は、初日12Rで千成賞。1号艇の石野貴之(41)=大阪・90期・A1=が万全の態勢で難敵を迎え撃つ。
石野が手にした23号機は行き足の反応が良く、前節で宮崎つぐみ(大阪)をデビュー初優出に導いた上昇機。「起こしや行き足に変な感じはなかったし、下がることもなかった」と前検の反応も良好。6秒76と一番時計をたたき出した。
「前節でつぐみちゃんが良かったみたいやけど、その前に乗った魁生のペラなら乗りやすいと思うんですよ」と5月のラピートカップで、弟子の中村魁生(大阪)が調整したペラに信頼を寄せる。本番までにバッチリと調整を整え、主役の座を最後まで守り抜く。