【競輪】取手G3 吉田拓矢が地元G3初制覇!

 「水戸黄門賞・G3」(30日、取手)

 吉田拓矢(29)=茨城・107期・S1=が小林泰正-坂井洋の2段駆けに乗って3番手から差し脚発揮で1着。22年9月青森以来、通算6回目のG3優勝。地元・取手記念は5回目のチャレンジで初優勝。2着は守沢太志、3着は山口拳矢が入った。

 吉田拓が関東ラインの結束力を実らせて地元記念初優勝を達成した。先頭を志願した小林が赤板からスパート。番手の坂井は最終ホームから番手まくり。吉田拓は最終3角からしっかり前へ踏み込んで優勝をつかみ取った。

 「仲間のおかげで勝てました。感無量。地元記念は何度もチャンスがあったけど届かなかった。今年は優勝することを目標にしてきたので勝ててよかった。感謝の気持ちを忘れずに今後も精進していきたい」と話した。

 昨年8月のG1・オールスター決勝で暴走失格。4カ月のあっせん停止を乗り越えて、12月に戦列復帰。今年は優勝5回と失格する前よりもたくましくなっている。「4カ月の休みは決してマイナスではなかった。悔しい気持ちを持って練習をしたから今がある」と胸を張る。地元記念優勝の勢いに乗って、今年のオールスター(8月13~18日・平塚)は優勝だけを狙っていく。

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