【オート】川口G1 森且行が地元G1の準決勝戦に進出
「キューポラ杯・G1」(13日・川口)
オートレーサーの森且行(50)=川口・25期=が、3日目12Rの準々決勝戦Aで4着に入り、準決勝戦に勝ち上がった。初日7Rの7着で暗雲が立ち込めたが、見事に立て直して2、4着。今年14回目の準決進出を果たした。G1は4回連続のセミファイナル進出だ。
レースは0ハンから逃げた高塚義明(川口)を、2周3角で渋沢憲司(伊勢崎)が差したが、好スタートを決めた鈴木宏和(浜松)が4周1角で差して1着。2着争いは高橋貢(伊勢崎)が、断然人気の鈴木圭一郎(浜松)を振り切った。森は6番手から2車を抜いての4着だった。
「手前を求めてリングを交換したけど、まだ手前が全然足りてない。前に付いては行けるんだけど、追い付かない。また手前を出す整備を何か考えます」とエンジンの状態には、まだまだ不満な様子。
14日に行われる9Rの準決勝戦(18時51分発走)で、森は2016年1月11日の開設記念レース(飯塚)6着以来、8年6カ月ぶりのG1優出を目指す。
今年の過去3回のG1準決勝戦の成績は、3月のグランプリレース(川口)が3着、プレミアムカップ(山陽)が5着、4月の令和グランドチャンピオンカップ(山陽)が3着と、あと一歩で惜敗。今度こそ優出を決めて、11年ぶり2回目の大会V、3回目のG1制覇へ望みをつなぐか。