【ボート】津G2 毒島誠がイン逃げで史上初の甲子園V2 19号機と「いいバッテリーを組めた」

 第6回全国ボートレース甲子園を制し、ポーズをとる毒島誠
 第6回全国ボートレース甲子園を制し、優勝旗を手にする毒島誠
 優勝戦の1周目2マークを先頭で回る毒島誠(1)
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 「全国ボートレース甲子園・G2」(15日、津)

 1号艇で人気を集めた群馬代表の毒島誠(40)=群馬・92期・A1=インからコンマ04のトップスタート(S)を決めて逃走。優勝賞金500万円を獲得。ボートレース甲子園は第3回(まるがめ)以来の優勝で大会初のV2となった。2着は2コースから混戦をさばいた山口代表の白井英治(47)=山口・80期・A1。3着には元高校球児でエースピッチャーだった宮崎代表の池永太(39)=福岡・97期・A1=が入った。

 毒島がインから圧巻の逃走劇でライバルを完封。深紅の大優勝旗を獲得した。初日ドリーム組からは唯一の優出。そのドリーム戦では5コースから峰との激戦を繰り広げて2着。敗れはしたものの、そこから予選をオール2連対でトップ通過。そのまま主役の座を最後まで渡すことはなかった。「日に日に(足は)良くなっていました。3日目には行き足が良くなって、準優と優勝戦は出足寄りの仕上がりでした。素直で優秀ないいバッテリーを組めたと思います」と相棒の19号機をたたえた。

 「3カド(豊田健士郎)は展示で伸びていたので、S遅れられないなという感じでした」とプレッシャーを感じていたが「思ったより1マークは冷静に回れたし、いい出足でした。回ってから誰も入って来ていないのを確認してから(優勝を)確信しました」と振り返った。

 春の選抜高校野球大会では同郷の健大高崎高がV。「盛り上がってくれていればいいですけど…。群馬の選手に力を与えられていればいいですね」。賞金ランキングも首位をキープ。「しっかり(グランプリを)取れる準備をして一走一走頑張ります」と意気込んだ。

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