【ボート】尼崎ルーキーS 定松勇樹が格の違いを見せつけ、今年3回目の優勝

 「ルーキーシリーズ第10戦・スカパー!JLC杯」(25日、尼崎)

 1号艇の定松勇樹(23)=佐賀・125期・A1=がインから圧逃の勝利。通算では11回目、今年は5月のSG・オールスター(多摩川)以来3回目となる優勝を、当地初Vで飾った。2着には2号艇の中村日向(香川)、3着も3号艇の畑田汰一(埼玉)が続き、3連単は670円の順当決着となった。

 最後までSGホルダーとして格の違いを見せつけた。優勝戦はコンマ06の快Sから1M先制ターン。後続の着争いをよそ目に3周を独走して通算11回目のVゴールを駆け抜け「負けられないのでホッとした。足もしっかりしていたし、余裕もあった」と振り返った。

 前回当地6月のSG・グランドチャンピオンでは初日の落水で負傷帰郷。「ふがいない気持ちがあった」と雪辱を期して乗り込んできたが、その実力はルーキーシリーズの舞台では抜きんでていた。中堅機が相棒となっても初日から選抜戦を含む連勝発進。途中、新ペラ交換のアクシデントも抜群の調整力で舟足を取り戻し、予選首位通過と他艇の攻撃を許さなかった。

 今節後は芦屋の周年記念、SG・メモリアル(まるがめ)と大舞台が控える。師匠の峰竜太(佐賀)との直接対決も楽しみのひとつだが「記念では挑戦者だけど今年は年末しか見ていない。奇跡でいいから黄金のヘルメットをかぶりたい」-。ニューヒーローの快進撃から目が離せない。

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