【オート】川口 森且行が6車抜きで今年6回目のファイナル進出
「川口市営第6回第3節、ダブルヘッダー・デイレース」(30日、川口)
オートレーサーの森且行(50)=川口・25期=が、2日目のデイレース10Rで行われた準決勝戦(斑走路)を後方から追い上げて快勝。今年6回目の優勝戦進出を果たした。昨年4月6日に大ケガから復帰後は15回目のファイナル進出。
レースは1枠の吉田幸司(川口)が他を引き離して逃げたが、7番手から内々を回って鋭く追い上げた森が、4周1角で吉田を差して1着。加賀谷建明(川口)の猛追を振り切った。初日は7車抜き、2日目は6車抜きで連勝。2007年4月15~18日の川口(4連勝)以来の完全優勝に王手をかけた。
「番号のいい高めの晴れタイヤが良かった。みんな雨タイヤですごく滑っていた。エンジンはキャブで手前を作っていったけど、湿度が高くて突っ込み切れず、止まらなかった。優勝戦は雨予報なの?雨だと加賀谷(雨の鬼)に勝てる気がしないけど、めちゃくちゃいいタイヤを出します。晴れならこのまま」と天候を見て備える。
復帰後14回の優勝戦成績は2着3回、3着3回、着外8回。今年5回の優勝戦の着順は8、3、2、7、2着。あと一歩のところで優勝を逃がしてきた。
31日のデイレース12Rに行われる優勝戦(16時35分発走)で、森は大ケガから復帰後1年4カ月、168走目での悲願の復帰Vにチャレンジする。