角田大河騎手が死去、JRA所属 自動車で馬場に侵入し騎乗停止中

 日本中央競馬会(JRA)は10日、同会所属の角田大河騎手が死去したと発表した。21歳だった。死因は明らかにされていない。同騎手は1日午後に北海道函館市の函館競馬場の馬場内に自ら運転する自動車で侵入し、芝コースを損傷させたとして、裁定委員会の決定があるまで騎乗停止となることが発表されていた。

 角田騎手は2022年にデビューし、JRA通算90勝。昨年3月の毎日杯ではシーズンリッチでJRA重賞初制覇を果たした。

 日本騎手クラブの武豊会長は「突然の出来事に心の整理はついておらず、悲しい気持ちでいっぱいですが、みんなで前を向いて歩んでいきたいと思います」とコメントした。

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