【競輪】平塚G1 パリ五輪からガールズオールスターに出場する佐藤水菜、太田りゆの電話取材コメント
「オールスター競輪・G1」(13日開幕、平塚)
パリオリンピックに出場した、小原佑太、窪木一茂、太田海也、佐藤水菜、太田りゆの5人は13日午前に帰国して、その足で平塚競輪場に入ってレースに臨む。特にガールズの2人は、そのまま13日の11R「ガールズドリーム」に出場する。2人の電話取材は次の通り。
3番車・佐藤水菜
「今回のバンクはすごく軽いバンクだったので最低限日本記録は更新しないといけなかったですし、それができたのは良かったです。でも対戦においては運次第だったので、自分の実力では仕方ないことですし、スプリントは自分の大きなミスが目立って負けてしまいました。ただ、やり切ることはできたので納得はしています。オールスターに出るにあたって、開会式には出ないということで、何かを得るためには何か犠牲が必要なので、そこはしっかりと分けて、オールスターに向けて調整し始めているので、いいパフォーマンスができるように頑張りたいです。日本の競輪を走っていないのにもかかわらず、たくさんの方が応援してくださいましたし、たくさんの投票をしてくださって、3位という結果を受けてすごくうれしいです。でも、やはり上を目指せるなら目指したいので、今回のオールスターで恩返しをして、自分の進化をみなさんに見せられたらいいなと思います。本当にどうなるか分からないですが、とにかく自力で頑張りたいです」
5番車・太田りゆ
「前回はリザーブとしてチームを支える立場で臨みましたが、今回は正選手として参加させてもらってメダルという形は無かったですが、すごくすてきな景色を見たし、すてきな経験をしたし、最高だったなと思います。(競技引退は)思ったより記事として出るのが早かったなと思いますが、そこに関しては私の考えが変わることはないかなと思います。オールスターが終わって落ち着いたら、SNSなどを通してしっかり発表できたらなとは思っていますが、競技の選手としては引退という方向で考えています。9日にレースが終わっているので脚の疲労感や、体の疲労だったり、痛いところも特にないので大丈夫かなーと思いつつも、1カ月間ずっとこっち(フランス)にいた時差だったり、飛行機で長時間移動した日に走るというのは経験したことがないので、そういうコンディションで自分がどういうパフォーマンスができるのかは明確には言えませんし、分からないけど(初日)走るのは1本なので1回に集中したい。自分が持っている脚力、力は変わらないと思うので、集中して1本頑張りたいです。7年連続くらいになると思いますが、オリンピックの選考中だったり、出場にあたってどういう姿勢で行くのか不明確だったので、自分から「投票をお願いします」などもアピールはしませんでしたが、その中でも5位。11月の競輪祭から走っていないのに5位という順位をいただけたのはすごく光栄に思っています。オリンピックシーズンだったことも踏まえてファンのみなさんがすごく入れてくれたとも思いますが、楽しみにしてくれているファンがいる自覚はあるので、楽しんで私も頑張りたいです。基本は自力で考えたいですが、並び中で自在というのもあるのかなとも思います。自力、自在にしてみます」