【競輪】平塚女子オールスターは佐藤水菜が制圧 最終ホームから先行してVゴール
「女子オールスター競輪・F2」(15日、平塚)
G1・オールスター競輪3日目12Rで決勝戦が行われ、最終ホームから先行した佐藤水菜(25)=神奈川・114期・L1=が1着。初日から無傷の3連勝で完全優勝を飾り、賞金310万円(副賞込み)を獲得した。2、3着は太田りゆ(埼玉)、日野未来(奈良)の順で入った。
最後はファンへの感謝を込め、全力で踏み抜いた。佐藤水が鮮やかな完全優勝。「お客さんに恩返しがしたくて、強いレースを見せたかった。全力で行き切る、なかなかいいレース」。打鐘後にスパートした坂口楓華(愛知)に合わせて踏み始めると、最終ホームで先頭へ。同じパリ五輪メンバーの太田が迫ってきたが、しっかり押し切った。
パリ五輪から休みなしの強行日程。「関係者の配慮でストレスなく競輪場に入れたし、日本食はエネルギー。競輪場の食事が幸せでした」。激闘が続いただけに「好きなものを食べたり、リラックスしたいけど」と本音を吐露したが「全日本(自転車競技選手権大会・9月6~9日)があるし、前橋(同14~16日)もあるので」と今後も多忙。競技もガールズケイリンも、まだまだ強い佐藤を見せつける。