【オート】伊勢崎SG 青山周平が史上初の大会3連覇を完全Vで達成

 大会3連覇を達成した青山周平(右前)と仲間たち
 大会3連覇を果たした青山周平と仲間たち
 オートグランプリ3連覇を達成した青山周平
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 「オートレースグランプリ・SG」(15日、伊勢崎)

 青山周平(39)=伊勢崎・31期=が2番手から2周ホームで抜け出し、初日から6連勝の完全Vで、3年連続5回目の大会制覇を飾った。グランプリ3連覇は史上初。SG制覇は今年2回連続で通算17回目。SG完全Vは4回目。優勝は今年8回目で通算104回目。2着は鈴木圭一郎、3着には鈴木宏和が入った。

 地元グレードレースで青山の強さは別格。特に3連覇のこの大会は、22年が6連勝、昨年が5勝、2着1回、今回が6連勝と、17戦16勝の驚異的な数字。鈴木圭一郎(浜松)とのSG優勝戦の対戦成績を15勝13敗とした。鈴木圭とのSG全勝対決は3回目で、青山の2勝1敗。

 レースは5枠の鈴木宏和(浜松)が、スタート後に伸びて1角を先取り。1枠の青山が2番手に残し、1周4角で鈴木宏を差して、ホームで抜け出した。鈴木圭が4周3角で鈴木宏を差して2番手に浮上。そこから青山に迫り、9周1角で鈴木圭が突っ込んで逆転したが、直後の2角で流れて、青山が差し返した。

 「やった~!!試走は今節の中では一番良かったです。5日目からはセットで良化し、タイヤも最高に食いつきました。最高です」と周平スマイル。

 次節は23~27日に飯塚で行われるG1ダイヤモンドレースに出場予定。再び鈴木圭、木村武之(浜松)、森本優佑(飯塚)ら相手に、2年ぶり4回目の大会Vを目指す。

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