【ボート】平和島デイリー杯 若林将がイン逃げで当地5回目の優勝

 「デイリースポーツサマーカップ」(22日、平和島)

 1号艇の若林将(40)=東京・96期・A1=が勝利。イン速攻で通算では26回目、平和島では5回目となるVを飾った。2着には2号艇の作間章(東京)、3着には5号艇の斉藤仁(東京)が入り、3連単は1110円の本命決着となった。

 人気を背負った若林が気迫の走りを展開した。本番の進入は展示と同様で枠なり3対3。インからコンマ09の鋭いスタート(S)を踏み込み1Mを先取り。2コースから差した作間がバックで迫ったが、届かせることはなくそのままVゴールを駆け抜けた。

 「行き足は作間さんの方が良さそうだったけど、伸びられなかったしそこら辺は中の上あるのかなと思います。Sが決まって、あとは落ち着いて回れば大丈夫と思いました。平和島はやっぱり相性がいいのかなと思います」と笑顔を見せた。

 これで今年はV4と好調。来年3月に開催されるSG・クラシック(若松)の出場権利も見えてきたが、「あと何回優勝とか気負ってしまうと空回りするタイプ。これからも目の前の一走一走を集中して頑張りたいと思います」と若林らしい朗らかな笑顔で今後の活躍を誓った。

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