「にっぽん未来プロジェクトｉｎ住之江」（２５日、住之江）

　ＳＧ８冠を誇る強豪レーサー・毒島誠（４０）＝群馬・９２期・Ａ１＝が２５日、住之江ボートでトークショーを開催した。

　今年は３月にＳＧ・クラシック（戸田）、７月にはＧ２・ボートレース甲子園（津）を制するなどビッグレースで躍進。「ＳＧを久々に優勝できたし、Ｇ１も今月の芦屋で１年３カ月ぶりに優出ができて、何とか良かったです」と好内容に表情も緩む。２５日現在で、獲得賞金ランキングはトップに君臨している。

　これまでナイターレースで数多くのＳＧ、Ｇ１のタイトルを獲得。「ナイターキング」の称号も誇らしいが「住之江ではＧ１以上のタイトルを取ったことがないんですよ」と語るように、住之江での優勝は意外にも一般戦のみ。「ＳＧタイトルを１０回取っても、グランプリを勝ってないとしっくりこない」と年末の頂上決戦、ＳＧ・グランプリ（１２月１７～２２日・住之江）に向け気合をみなぎらせた。

　次走は２７日に開幕するＳＧ・第７０回ボートレースメモリアル（２７日～９月１日・まるがめ）。まるがめでは１３年９月の第５９回大会でのＳＧ初優勝を含め、ＳＧはＶ２、Ｇ１はＶ１と好相性の水面。「しっかり結果を残して（優勝の）報告ができるように頑張ります」と奮闘を誓った。