【競輪】9月5日から向日町で平安賞開催 稲垣裕之が気合十分
大阪・関西万博協賛「開設74周年記念G3・平安賞」が、9月5~8日に向日町競輪で開催されるのに先立ち、大藤貴史所長ら、京都府自転車競技事務所の関係者が26日、同開催のPRのため、大阪市のデイリースポーツを訪れた。
今回はバンク改修前のラスト開催とあって、マスコットキャラクターのムコリン・ムッチーだけでなく、京都支部が誇るレジェンド・稲垣裕之(47)を伴っての来社。新聞社を回るPR活動は「新人の時以来、2度目ですね」と笑う稲垣は「向日町で走るときは正直、G1以上の緊張感があります。このバンクには思い入れがありすぎて…。(改修には)寂しい思いもあります」と率直な思いを明かす。
地元京都からは稲垣の他に、ここに来て急成長を遂げる窓場千加頼ら計10選手が参戦。佐藤慎太郎、脇本雄太、清水裕友のSS班に加え、昨年覇者の北井佑季ら古き良き京の競輪場に各地から強豪が集う。売り上げ目標は54億円。「いろいろな思いをかみしめながら、悔いのない走りを見せたい」と稲垣。本格的な改修を迎える、伝統の地元バンクでの魂の走りを見逃すな!