【ボート】多摩川 西島義則が史上7人目の5000連対を達成 3000勝に続く金字塔

 7Rで1着となり史上7人目となる5000連対を達成した西島義則
 史上67人目の通算5000連対を達成した西島義則(中)を祝福する(左から)貫地谷直人、東潤樹、三宅健太、豊田泰洋ら広島支部の選手
 西島義則のTシャツの背中にはお気に入りの言葉「最も強いものが生き残るのではない 最も変化に敏感なものが生き残る」が書かれている
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 「神奈川新聞社賞」(21日、多摩川)

 西島義則(62)=広島・49期・A1=が多摩川ボート4日目7Rで1着を奪い、現存する記録によると、史上7人目となる通算5000連対を達成した。

 レースを終えると「素直にうれしい。早く達成したかったからね」とニッコリ。「何人かやっているけど、1万走以内で達成したかった。そうすれば(2連対)率も50%以上になるからね」と2連対率50%以上は譲れなかったようだ。「若い頃は勝つことしか考えてなかった。昔は(引退した)今村豊にどうすれば勝てるかばかり考えていたからね」と勝ちにこだわる強い気持ちを口にした。

 「若い人でもうまい人、強い人はたくさんいるけど大きなレースでは勝てていないでしょ?どうやったら勝てるか、そこを自分で見い出さなければならないんだよね。62歳が20歳の若い子たちと戦わなければならない、こんなやりがいのある仕事はないよ」とにこやかに話す。

 次の目標を聞くと「3031勝して、岡本義則さん(引退)の3030勝を越えたいね」とまだまだ勝ちにこだわる姿は変わらない。

 チャールズ・ダーウィンの「最も強いものが生き残るのではない。最も変化に敏感なものが生き残る」が好きな言葉。「若い人にも知ってもらいたいね」と笑顔をみせる。62歳となったが、まだまだ西島義則の進化は止まらない。

 通算9366走目で1着3016回、2着1984回。8月1日に史上5人目となる通算3000勝を達成したばかり。

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