「ＫＡＷＡＧＵＣＨＩ　ＡＵＴＯＲＡＣＥ　ＣＬＡＳＳＩＣ　２０２４」（２７日、川口）

　人気オートレーサーの森且行（５０）＝川口・２５期＝が、湿走路で行われた初日７Ｒの団体予選を快勝した。６車立ての６番手から外々を回って追い上げ、先行した２車を５周１角でまとめて差し切った。

　「良くない。ずーっと滑っていた。下周りを扱った効果は、どうなんだろう？分かりません。あす（２９日）も雨なら、前節・山陽の雨で乗ったセッティングにします。今日は消音の晴れセッティングで良くなかったので。あと、タイヤをしっかり作っていきたい」と動きに納得はしていない。

　感謝祭恒例のウイニングランは「えー？変装するの？」と苦笑いしながらも、鬼のアフロヘアをかぶって、珍しく両手でＧＯＯＤサイン。ファンにも笑顔で手を振った。

　今節は地元７６選手が５チームに別れて、２日目までの団体戦、４日間の個人戦で優勝を争う。森が所属する神業レーサーズは、リーダーが上和田拓海で、ドラフト１位が永井大介。森はチームに貢献しながら、３日目（２９日）の準決勝戦以降は個人Ｖを目指す。