【ボート】徳山G1 丸野一樹が2年4カ月ぶり7回目のG1優勝

 「徳山クラウン争奪戦・G1」(29日、徳山)

 豪華メンバーがそろった優勝戦は、1号艇で人気を集めた丸野一樹(33)=滋賀・109期・A1=がインからしっかりと逃げ切り、2年4カ月ぶり7回目のG1優勝を飾った。今年は三国G2・モーターボート大賞に続く2回目。通算では26回目の優勝。2着には白井英治、3着には峰竜太が入った。

 まだまだ滋賀旋風は止まらない-丸野が2年4カ月ぶり、7回目のG1優勝を飾った。

 進入は枠なりの3対3。丸野はインからコンマ19のS。「30点ですね」と厳しい評価を下すも「ツケマイに気をつけた」と1Mをしっかりと先マイ。道中は白井が最後まで追いすがるが「最後まで気を抜けなかった」と集中し、Vゴールを駆け抜けた。

 今節は前検から抜群の手応え。優勝戦当日も「朝に1周乗って一番仕上がっていたしこのまま行こうと決めた」とあとはレースに集中しG1Vをもぎ取った。

 これで賞金ランキングも22位まで浮上。グランプリ出場も狙える位置に来た。「G1を久々に勝ち切れたのは大きい。これでリズムアップもできたし、グランプリは出たいです」とここからが正念場。「ジャンプアップしたい」とあとは残りのレースに集中し、狙うは2年ぶりのグランプリ出場だ。

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